聴覚障害の補充裁判員、「支障なかった」(読売新聞)

 強姦(ごうかん)致傷事件を審理していた奈良地裁の裁判員裁判で、補充裁判員を務めた聴覚障害のある50歳代の女性が21日の判決後、地裁内で記者会見した。

 聴覚障害者が裁判員・補充裁判員になったのは初めてとみられ、女性は「最初は不安だったが、勇気を持って臨んだ。障害を持つ人も積極的に、裁判に参加してほしい」と話した。

 女性は左耳が全く聞こえず、右耳は補聴器を付けるとわずかに聞こえるという。昨年11月、裁判員候補者名簿への登録通知が届いた際、辞退するかどうか悩んだが、娘に勧められ、参加を決意したという。

 4日間の裁判で、女性は地裁が用意した補聴器をつけ、3人の要約筆記者が入力するパソコン画面で審理内容を確認。

 橋本一裁判長も検察、弁護側双方に、「ゆっくり大きな声で話して」などと協力を求めた。評議でも裁判員らの意見を書いた紙を張り出したという。

 この日の判決で、被告(23)に懲役8年(求刑・懲役9年)の実刑が言い渡された。女性は「皆に配慮してもらい、支障は何もなかった。頑張ってやって良かった」と振り返った。

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